• 4～5日前から、中腰での仕事や車の乗り降りが辛いんです…

  

市外からおこしの66歳女性［急性腰痛］

4～5日前から腰が痛くなって中腰での仕事が辛いとの事。車の乗り降りとか寝返りなども痛いらしいです。

早速触診してみます。結構ひどく腰椎、胸椎に変位があるようです。
胸椎12、腰椎1、2番に右回旋があります。
そのせいで胸椎の4,5番が左回旋をおこしているようですね。

このパターンは側彎のパターンなので骨盤も歪んでいるなと思い触診してみると左腸骨に上方変位がありました。正解ですｗ

脊椎の変位が数あるので、なかなか一回では完治は無理な様子です。
それに、年齢が年齢ですので・・（－－）；

とにかく最善を尽くして施術をしてみます。
一番痛みの原因である胸椎12から腰椎1,2を集中的に矯正します。筋膜リリース、さらにカウンターストレインでおこないます。
筋肉が緩んだところで骨盤矯正をおこない、仕上げは操体法で回旋の制限を緩めてみました。

最後に身体の回旋可動域テストをしてOKでしたので終了しました。
帰られる前に、しゃがんで手荷物をとれますと、しゃがめる様になったのが嬉しいらしく喜んで帰られました。良かったですｗ
お疲れ様でした。

• 交通事故の後遺症で通院しています。光が見えてきました！

  

58歳の女性［後遺症］

もう数回おこしの患者さんです。昨年9月に交通事故に遭われ整形外科で頸椎捻挫と診断された方です。
整形外科で治療を受けられていましたが、頭蓋上部の痛みと左腕の痺れ感がとれず苦しんでおられました。
もちろん、仕事もできず休職状態です。お気の毒です。

来院時の状態はかなり酷い状態でした。頸椎2番5番が右回旋、さらに頸椎7番胸椎1番も右回旋をおこしていました。
なので、首から肩にかけてかなりの筋硬縮があり特に頸椎7番の左に酷く拘縮がみられました。

頭蓋上部の痛みが治らないので脳神経外科でＭＲＩの検査を受けられたそうですが、まったく異常がないとの事で痛みの原因がわからないと言われたそうです。ヤレヤレ（--；）
頸椎にこれだけ異常があっても異常が無いと診断してしまいますか・・。
まぁ、よくあるケースなので今更驚きもしませんが・・・ｗ

治療はまず口頭下リリース、筋膜リリースで首と肩の筋肉を緩めました。
緩んだところで変位した頸椎2、5、7番胸椎1番をカウンターストレインで矯正しました。
さすがに、1回では症状は改善されませんでしたが、2回目以後から頭蓋上部の痛みと左腕の痺れ感がとれたそうです。
良かったです。

「光が見えてきました。先生のおかげです。有難うございます。」と感謝されました。
この言葉が私の原動力なんですヨ♪

完全に治したいとのご希望でしたので週2回の治療を続けられています。
来月から仕事復帰されるらしいです。頑張って下さい。

• 施術後とても調子がよかったので、市外から通っています。

  

市外からお越しの62歳女性［関節痛］

昨年10月に初めて施術をされそれっきり音沙汰のなかった方です。

昨日、予約を電話で聞いた時、以前お世話になった（何なにです）と言われ心の中で「誰？」と言っていました。ｗ
しかし、こういったリピーターさんは当院には嬉しいもんです。
前回良かったから再度予約をして頂いた訳ですからね。
しかも、市外からですから♪ありがとうございます。

症状は右股関節から臀部にかけての痛みと左手の違和感でした。前回と同じです。
聞けば前回の施術後、痛みもとれ調子は良かったそうです。
しかし、また最近痛みだしたと言うことで再度治療をご希望されたようです。

触診してみると前回同様、腰椎の4番が右回旋をおこし、左腸骨後方回旋と胸椎3番が左回旋していました。
うつ伏せでの脚の長短をみてみると1センチは左足が長くなっています。

施術は腰椎4番をカウンターストレインで矯正します。続いて左腸骨後方回旋もカウンターで矯正し、右足首を筋膜リリースで調整、胸椎3番もカウンターで矯正しました。
この時点で足の長短を見てみるときれいに揃っていました。OKです。

最後に頸椎の2番が酷くズレていたのでマッスルエナジーで矯正して終了しました。
ただ、頸椎右側が異常に拘縮していたので、気になっていることを伝え、何か異常があればすぐに連絡をしてもらうのを約束して帰って頂きました。お疲れさまでした。

• 母の紹介で、産後の骨盤ケアに来ました。

  

23歳女性　初診の方［骨盤矯正］

すでに来院されているお母様の紹介で来られました。

3か月前にお子様を出産され、それから股関節の可動がおかしくなられたそうです。
出産前からもご自分で判る程骨盤がゆがんでいたらしくいつか治したいと思われていたそうです。
早速立位検査をしてみました。なるほど、確かに酷く歪んでいます。
骨盤の左右の上前腸骨陵を見ると右が上で左が下に下がっていますね。
さらに、左右大転子の位置を確認すると左が1センチ程後ろになっています。

真直ぐ立ってもらっているのに左に重心がかかって傾いています。
ん～、これはかなり酷く歪んだ骨盤ですねぇ～と思わず言ってしまった程です。
さらに、左右の腸骨の幅に違和感を感じたので手で計ってみると右の腸骨が左より広いのでアウトフレアがおきているようです。
その上、長い間の骨盤の歪みによる重心の偏りで両臀筋も拘縮していました。
これでは股関節の可動不全になっても当然でしょう。

施術はとにかく骨盤矯正を徹底的にしました。骨盤周りの筋肉を緩めた後、左腸骨後方回旋、左腸骨上方変位、右腸骨アウトフレアをマッスルテクニックで矯正しました。
さらに、拘縮していた大臀筋、梨状筋などを筋膜リリースで緩め施術は終わりました。

最後の立位検査で骨盤の水平と、重心の改善を確認して終了となりました。
さすがに一回の施術では完全に改善できなかったので次回の予約をいただき、本日の施術は終了となりました。お疲れ様でした。

• 膝の裏が痛くて、10分ほどしか歩けけず…。

  

市外からおこしの70歳男性［坐骨神経痛］

以前から忘れた頃におこしの方です。最近右足の裏が熱くなったり、膝の裏が痛くなったりするそうです。歩行も10分程しか歩けないとの事です。

立位検査と検診をしてみると骨盤が後屈しています。特に左腸骨が後方回旋しているようです。
さらに、腹臥位で腰椎の触診をしてみると思ったとおり腰椎4番5番が右回旋をおこしています。
坐骨神経痛は下部腰椎の変位によっておきるのです。

坐骨神経は臀部下からハムストリングを通り膝の裏、ふくらはぎ、最終には親指までの神経です。
症状としては、臀部下の痛み痺れ、膝裏の痛み、足の裏の痛み、足の甲の痛みなどです。原因不明のモートン病も原因は同じと思います。

治療は骨盤矯正をして腰椎の変位を矯正すればよいのですが、この方は高齢ですので無理な矯正は不可です。
さらに、長年の身体の歪みによる腸腰筋、大腿四頭筋の拘縮もありますからまずはマッスルエナジーで筋肉を緩めなければなりません。

骨盤周辺の筋肉を緩めていくと下部腰椎の変位もそれなりに矯正されていった様です。
「骨は筋肉によって動かされる」のとおりです。さらに骨盤矯正、下部腰椎の矯正もカウンターストレインで行いました。

最後に腸腰筋のストレッチを指導させて頂き、骨盤の後屈を予防してもらうようにお願いして終了となりました。お疲れ様でした。